QPL患者質問促進プロジェクト概要
大切なことを聞き逃さないために。
QPL(Question Prompt List:質問促進リスト)は、患者さんやご家族が診療の場で医師に聞きたいことを整理し、安心して対話できるように支援する質問リストです。
このプロジェクトでは、患者さんが納得のいく医療を受けられるように、そして医療者が患者さんとより良いコミュニケーションを築けるように、QPLの開発・普及を行っています。
質問促進リストとは?
質問促進リストは、患者さんの「質問したいけれど言語づらい」「何を聞けばよいかわからない」という思いをサポートし、 重要な場面での質問を促進するためのリストです。
研究の中で、患者さんが「質問できてよかった」と感じたり、医療者が「患者さんの理解が深まった」と評価した事例が 多数報告されています。
プロジェクトの目的
対話を促進します
患者さんと医療者の双方向のやり取りを
後押しし、納得のいく意思決定を支援します。
後押しし、納得のいく意思決定を支援します。
理解を深めます
医療者が患者さんの疑問や不安を的確に把握し、わかりやすい説明につなげます。
活用を広げます
がん診療をはじめとする重要な場面で、QPLが使われる仕組みを普及します。
インフォームドコンセントを前提とする医療において、患者さんやご家族とのコミュニケーションは重要です。
しかし、患者さんにとって悪い知らせを伝える必要がある場合は特に、適切なコミュニケーションが難しく感じられるのではないでしょうか。
医療者のためのコミュニケーションスキル研究(SHAREプロジェクト)と、SHAREを活用したコミュニケーション技術研修会(SHARE-CST)をご紹介します。


